はじめに
近年、求人活動における自社採用サイトの重要性が高まっています。中でも、IndeedやGoogleしごと検索といった求人検索エンジンとの連携は、コストを抑えつつ高い効果を得られる手段として注目されています。本記事では、自社採用サイトと求人検索エンジンとの連携方法とその効果について、実際の導入方法や注意点を交えながら詳しく解説します。
採用サイトが果たす3つの役割
企業にとって採用サイトは単なる求人情報の掲載場所ではありません。次のような役割があります。
- 企業の魅力発信
- 自社の理念や文化を伝える場として活用できる。
- 社員インタビューやオフィス写真などを通して、求職者にリアルな職場環境を伝える。
- 【写真挿入推奨】社内の雰囲気が分かる風景や集合写真
- 応募導線の設計
- スマホ対応や簡易応募フォームの設置で、ユーザーの離脱を防げる。
- エントリー完了までの導線を短く、わかりやすく設計。
- 求人検索エンジンとの連携
- 構造化データの整備によって、GoogleやIndeedでの検索結果に反映。
- 費用をかけずに求人露出を増やすことが可能。
求人検索エンジン連携がもたらす効果とは?
求人検索エンジン経由の流入が年々増加
求職者は、従来の求人媒体よりもGoogleしごと検索やIndeedといった検索エンジンを利用して企業を探す傾向が強まっています。これらの検索結果に自社の採用情報が表示されることで、応募者数が大幅に向上するケースもあります。

有料媒体に依存しないコスト削減施策
求人情報を構造化データで整備することで、無料でGoogleしごと検索に掲載されることが可能です。また、Indeedも求人ページが一定条件を満たせば無料掲載されます。有料広告との併用でさらに効果が高まるため、費用対効果の面でも有利です。
Googleしごと検索に掲載される条件とは?
Googleが求人として認識するには、「構造化データ(JobPosting)」の正しいマークアップが必要です。
主な必須項目
- 募集職種名
- 雇用形態(正社員、契約社員など)
- 給与(記載必須)
- 勤務地(住所まで詳細に)
- 会社名
- 仕事内容
- 応募方法
また、掲載状況やエラーの有無はGoogleサーチコンソールで確認可能です。
Indeedに掲載されるための要件
Indeedでは、サイト構造やページの内容によって無料掲載の可否が決まります。以下のような条件を満たすことがポイントです。
掲載されやすい構成の特徴
- 求人専用ページであること(採用情報以外のコンテンツがない)
- 職種ごとに詳細な個別ページがある
- スマホ対応している
- 応募フォームがページ内に完備されている
掲載されないNG例
- 会社紹介ページに一部求人情報が掲載されているだけ
- 応募が外部フォーム(PDFや他サービス)に飛ぶ構成
WordPressでの実装は可能?
もちろん可能です。WordPressの導入により、低コストで検索エンジン最適化された採用ページを構築することができます。
おすすめのツール
- Yoast SEO(構造化データ対応)
- WP Job Manager(求人投稿プラグイン)
また、デザインテンプレートを使えばスマホ対応やフォーム設置も簡単です。
実装後のチェックリスト
- Googleサーチコンソールでの構造化データの認識チェック
- Indeedへの掲載状況確認(掲載申請や修正依頼も可能)
- モバイル対応状況(モバイルフレンドリーテストを活用)
- 応募フォームのテスト送信(ユーザビリティ確認)
さらに、自社採用サイトの持つべき理由については、以下の記事もあわせてご覧ください。

INOTEMの採用サイト制作サービス
INOTEMでは、企業の成長と採用力強化を支援するための「成果につながる採用サイト制作」を行っています。
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